45. 生命環境学部 乙黒美彩助教

2014-11-05

「今月のCoの花さん」は、出産・育児・介護といったライフイベントと研究活動を両立してきた諸先輩方や、研究者としてのロールモデルをご紹介するコーナーです。 

今回は、山梨大学生命環境学部の乙黒美彩先生です。

梨大出身であり、研究サポーター制度を利用する二児の母であり、微生物をこよなく愛する研究者です。

 

◎乙黒美彩先生のご紹介
 所属:大学院医学工学総合研究部 生命環境学域 生命環境学系(地域食物科学) 
    生命環境学部 地域食物科学科
 専門分野:応用微生物学

 

●いつもお世話になっております!この度はありがとうございます!これからいろいろお伺いしますが…。

いいっすよ!答えられる範囲ならなんでも。

 

●(おお、頼もしい!姉御って感じだ!)

あはは、私4人姉妹の次女なんですけど、昔から姐御って呼ばれてました。姐っていう字は姉じゃなくて、姐のほうね。

 

●(…!心の声がばれた…?!そして「姐」だった…!)

なにから行きますか?

 

●そ、それでは、乙黒先生は、梨大出身とのことですが、博士過程までずっと梨大(山梨大学)ってことですか?

そうです、そうです。今はなき工学部化学生物工学科を卒業し、そのまま大学院に進みました。学位取得後は独立行政法人の研究機関で研究員をしていました。その後、生命環境学部の設立の際に、梨大を受けて、現在に至る、という感じですね。

 


乙黒先生は研究サポーター(キャリアアシスタント)制度を利用中。
こちらはそのキャリアアシスタントさんとの実験風景。

●なるほど。もともと山梨出身ですか?

実家は山梨ですけど、出身は東京の葛飾区です。中学生まで住んでいたので、自分ではチャキチャキの江戸っ子だと思ってます!!

●江戸っ子!だからなんですね、乙黒先生から甲州の民の匂いがしないのは。

なんですか?それ(笑)

●方言が全くないというか、話すスピードが違うというか。

あはは。なるほど。そうでしたか。      

●でも、大学進学のときに県外ではなく、梨大へ進学したっていうのはいわゆる「親孝行ルート」ですよね。

ええ、孝行娘です(笑)山梨県では県内に進学すると親孝行という目で見られますよね(笑)

●梨大へ進学したのもそこらへんを意識していましたか?

まぁ、実家から近かったということもありますが、もともと生物学に興味があって、高校でも物理ではなく生物を選択していたんです。ちょうどそのころ、バイオテクノロジーという言葉が一般にも広く知られるようになってきていて、バイオテクノロジーについて学びたいと思うようになったんです。山梨大学では昔から発酵や植物の研究を行っていたので、バイオの研究ができると思い進学を決めました。

 

●「学べるじゃんそこで!」的な。

ええ、学べるじゃんそこで(笑)

 

●で、実際は入ってみてどうでした?

楽しかったですよ〜!勉強もノートちゃんととって、しっかりやりましたし。遊ぶときは遊びましたし。メリハリつけて、切り替えをちゃんと行っていました。

●すっばらしい…!どうですか、みなさん!(と、他のスタッフへふってみる。自分はあえてスルー)

笑。授業が休講になると、友人3人と車に乗って出かけたりもしましたね。「ローソンに行こう!」となって、気が付いたら清里まで行ってしまったこともあります。当時、ローソンは甲府市内に1軒と清里に1軒しかなかったのです。「甲府のローソンを目指していたはずだよね?あれ清里きちゃった?!」みたいな(笑)今は大学構内にもありますけどね。

※清里は山梨大学から車で1時間くらいですヨ。若さの力…!

 

●山梨の発展ぶりが伺える内容ですね(笑)衝撃的ですが。

でしょう?(笑)あとは、昼休みはA2号館の前のベンチでランチをしながら人間観察をするのがとても楽しかったです。いろんな人がいるな~って。

サークルは、今はなきウイスラーというスキーサークルに所属し、冬は毎週八ヶ岳、白馬周辺に日帰りスキーに行きました。腕はいまいちですが、一応、SAJ2級まで取りました。

 

●おお、スキーには検定があったのですね(無知ですみません…。調べたらSAJ2級は中急斜面でパラレルターン大まわり・中~中急斜面でパラレルターン小まわりができること、などと出てきてびっくり…!まじかー!私は直線専門です!キリッ)。
毎週だなんてすごい!!なかなかアクティブで充実した生活を送られていたのですね!なんとも楽しそうな学生生活ですが、学部生から、修士、博士へと進むきっかけはなんでした?進学してみて、学生生活は変わりました?

修士課程への進学は大学入学前から決めていたんです。というのも、もとは別の道を目指していたのですが、学力が足りず断念。で、梨大へ進学するなら大学院へ進もうと思ったんです。でも、博士課程への進学までは考えていなかったので、修士2年の時には就活もしましたよ。そんなとき、父がここまで勉強したんだからどうせなら博士課程まで行ったらどうかと進学を勧めてくれたんです。

 

●おおお…!お父様グッジョブ!日本の女性研究者が一人増えた瞬間ですね。

笑。女性研究者支援室の使命ですよね。


 
 先生の研究室の様子。
お昼にみんなでそうめんを食べたところとのこと。
30人前を11人で完食したとか…!

今回はここまで!

次回は仕事のやりがい、忙しさを乗り切るアイデアをご紹介します!