48.工学部 茅暁陽(MAO Xiaoyang)教授(続き)

2014-12-15

今月のCoの花さん12月号(Part2)
「今月のCoの花さん」は、出産・育児・介護といったライフイベントと研究活動を両立してきた諸先輩方や、研究者としてのロールモデルをご紹介するコーナーです。

◎茅暁陽先生のご紹介
所属:山梨大学大学院医学工学総合研究部 工学領域・工学部コンピュータ理工学科、国際交流センターセンター長
専門分野:メディア情報学・データベース(コンピュータグラフィックス 可視化情報学)

前回に引き続き、工学部でコンピュータグラフィクスやメディア情報学を研究している、マオ先生です。ご夫婦で大学教授、しかも分野も同じだなんて!ついついケンカしないの?なんて心配しちゃうけど、同志として素敵な関係を築いていらっしゃいます!

●出産後は育児をしながら研究を続けていたんですね。

そうです。主人とは参加する学会が同じなので、発表する方を優先させて発表がない方は子どもと一緒にお留守番するようにしていました。でも海外の学会に2人とも参加することになったときに限って、どうしても預け先の都合がつかなかったことがあったんです。ぎりぎりまで悩んだけど結局、子どもを連れて海外へ飛んだんですよ。そうしたら、予想に反してちゃ~んとおとなしく連れて歩けたんですよ!それで、これはいい!となって(笑)。それ以降は、学会が用意する託児サービスもありがたく利用しながら、子連れで学会に参加していました。

●家族で学会に参加するって、なかなかできないですよね。楽しそうですね!

子ども達にとっても良い経験になったのかもしれませんね。保育園の頃は、お迎えはいつも最後。更に遅くなる時には、保育園の園長さんが特別にご自宅で面倒みてくれたりするような生活だったので、「なんでいつも最後なの?」「なんで働くの?」って、よく質問されていました。日頃は一緒に過ごす時間を作るのに苦労したし、料理も冷凍食品業界に思いっきり貢献しまくり(笑)な生活でしたが、学校の授業参観などのイベントには絶対に私か主人が参加するようにしていました。あとは、私が論文執筆などで研究室に籠っていると、主人が子ども達の手を引いて「陣中見舞いだ!」って言いながら夕飯を持って来てくれたりもしました。「がんばってね」なぁんて子どもからのお手紙付きで(笑)そうするうちに、小3くらいになった頃からかな?働いている母を「かっこいい」と表現するようになっていました。環境を受け入れてたくましく育ってくれた子ども達にも感謝ですね。

●仕事に理解あるすてきなご家族♪ そんなお子さんも今は大学生なんですね。

はい。それぞれ家を出て大学生活を送っています。一人暮らしを始めたばかりの頃は、コチラから電話するとそっけない対応だったんだけど、最近は私の方が忙しくてあまり電話しなくなったら、向こうからちょくちょく連絡くるようになって(笑)。親子というより友達のようで相談相手にもなる、そんな関係です。

●そうだ、先生は今年度から、国際交流センターのセンター長に就かれてお忙しいですものね。

そうですね。子どもが小さい時期には、学科の先生方にいろいろとお気遣いいただいて、本当にお世話になったんです。ですから、子ども達が大きくなったらその恩返しをしようとずっと思っていました。ここ数年は、学科教員で業務分担するものはなるべく引き受けるようにしていたんですが、まだ恩返しできていないうちに国際交流センターの方が忙しくなってしまいました(^^;)。今年10月から、グローバル共創学習室(Gフィロス)もオープンして、益々充実したセンターにすべく奮闘中です。

  グローバル共創学習室(Gフィロス)のご紹介
   国際的なコミュニケーションを育成する場として、異文化理解や語学学習を通じ、学生間で互いに学び合うことができます。
    • 場所:総合研究棟Y号館2階、およびB1号館2階(B1-221号室)
    • 開室時間:月~金曜の9:00~19:20(Y号館17:00まで)
    • 上記時間、本学の学生は誰でも利用できます。

     詳しくは→

●G-フィロスは、英会話を習得したい学生さんがとても喜んでいましたよ。気軽にお話できるし、発音ミスもちゃんと指摘して教えてくれるし、って言っていました。

残念ながらまだ認知度が低いみたいで、利用者がちょっと少ないんです。もったいないよねぇ(笑) もっともっと多くの学生さんにどんどん活用してもらいたいなって思います!!

●では最後に、学生の皆さんにメッセージをお願いします。

ここ数年、就職して出産をした女性達の中に「仕事が大変だから辞めちゃおうかな」って言う人が何人もいるんですけど、私はそこに違和感を覚えます。もちろん、それぞれのライフスタイルに合わせた積極的な選択ならいいんですけど、「大変」ということから離職するのは、単に「逃げ道」にしているだけなんじゃないかと思うんです。しかもその「逃げ道」を使えない男性はかわいそうじゃないですか。だから、ぜひ夫婦で「大変」も「幸せ」もシェアして、みんながHappyになるように頑張ってもらいたいと思います。

●「シェアしてhappy!」いいですね!
素敵なお人柄、楽しいお話、チャーミングな笑顔♪ 楽しいインタビューになりました!ありがとうございました!!

【おまけ】
●忙しそうなマオ先生ですが、趣味ってあります?

自宅のガーデニングを少し。バラをいろんな種類と、果樹や野菜も育てています。

●土を触るのって、とてもリフレッシュできますからね!

そうそう!ちなみに、主人はそれを「アースする」って言います(^0^)