49.工学部 鳥山 孝司准教授

2015-01-01

今月のCoの花さん1月号(Part1)

 「今月のCoの花さん」は、出産・育児・介護といったライフイベントと研究活動を両立してきた諸先輩方や、研究者としてのロールモデルをご紹介するコーナーです。 

今回は工学部で熱エネルギーの有効利用に関する研究している、鳥山先生です。そして先生は、思いっきりランナーなのです。スポーツとか陸上競技とかから、かけ離れた世界に生きる筆者にとって、そのお話はまさに「私の知らない世界」の人(笑)。

◎鳥山 孝司先生のご紹介

所属:大学院医学工学総合研究部 工学領域 山梨大学工学部機械工学科

専門分野:熱工学 (伝熱工学)

・今回は、先生の研究室に突撃です!お邪魔します~

 はい、こんにちは。どうぞ。写真を撮るということなので、ちょうどいま掃除をしておりました(笑)

・普段通りの様子を伺えればありがたいのですが、お気遣いいただいちゃって恐縮です・・・あら、このお部屋は暖かいですね。(取材日は今季一番の冷え込みだった!)

 そうなんですよ、コイツが頑張っているので。 (と、黒い大きな箱を指さす) 

 

・ん???これ、暖房器具なんですか?

 いやいや、この部屋、暖房は一切使用しません。これPCサーバです。(箱の扉を開けると、そこにはPCが!)

・おお!そういうことですね。サーバを置いているこの部屋の温度管理は大変でしょう?

 そうですね。でもまあ大事な商売道具なんで、うまく付き合わないと。 (と、汗をぬぐう)

・そうは言っても、汗かくほどの室温ではないですが、もしかして、そんなに一生懸命お掃除を?!

いえいえ!さっきまでグランドを走っていたんですよ、ほんの1時間ほどリハビリとして。

・あのぅ、ちょっと意味がわからないんですが(?o?) 「リハビリで、1時間走る」とおっしゃいました? 1時間も走ったら、足腰に悪いです。リハビリって言えないと思いますが。

 私にとっては、1時間平地を走るくらいは故障(怪我)した後の回復としてのリハビリですね。走る中でも最近は特にトレイルランが趣味となっていまして。今年は富士登山競争の山頂コースに出場して、タイムギリギリながら完走を果たしました♪

・ふじとざんきょうそう・・・って、あの、富士山を走って登って、頂上でゴール、というあのレース?(後で調べたら、完走率約50%なんですって!!)

 そうです。過去3年間の間に “五合目コース(富士吉田市役所から5合目まで)”で制限時間(2時間25分)以内に走った人だけが山頂コースにエントリーできるんですけど、昨年の大会でそのエントリー権を獲得しました。山頂コースにも制限時間(4時間30分)を超えると失格なんですが、なんとかギリギリ(残り1秒)でゴールできました(写真参照)。

今月末(※)には、身延山のレースにエントリーしていて(チラシを取り出す)、怪我が治ったばかりだったのでリハビリとして走っていたんです。 ※インタビューは11月中旬に行いました。 

・チラシを拝見・・・「修行走(2014年11月30日開催)」って、なんとまあ素晴らしいネーミング。(チラシの中を見てびっくり)全長36km、累積標高差2700m?!せ、せ、せ、先生!これ、スゴイ過酷じゃないですか!

わはは(笑)このレースは長いのでゴールするまで8時間くらい時間が掛かるんですけど…。 実は、レース用の充電式腕時計の電池(公称8時間稼働)がもつかどうかが、今の心配事です(笑)

(どうしよう、心配事のポイントが私の理解を超えている 汗)・・・素朴な(?)疑問なんですが、8時間以上も走っている間って、いったい何を考えているんですか?(くだらない質問をしてしまってスミマセン)

 トレイルランの場合は、次に足を置く場所を考えて進むんですよ。足場の悪い山道や岩場を駆け上がったり駆け下りたりするわけですから、一歩の判断を間違えると時間的にも体力的にもすごいロスになるわけです。場合によっては捻挫や骨折などの大怪我に繋がる。骨盤を利用した登りの技術や骨盤ターンという下りの技術などを駆使して0.2~0.3秒で判断して進んで行く。ですから、走っている間は、いかに要領よく次の足を置くのか、いかに瞬間的に正しい判断を下すかっていうことに集中しているんですよ。あと、登りで頑張りすぎても下りを走れなくなっては元も子もないですから、エネルギー配分も常に考えていますね。何といってもトレイルランの醍醐味は下りの爽快さですから…

 ・へ~!そういうことなんですか!ははぁ、なるほどなるほど!走る人の楽しさって、そういうことなんですね!!そりゃあ、考え事なんかしている暇はないですね。その一歩一歩の判断が正しかったのかどうかはゴールしたときのタイムで明らかになる、と。

 そういうことですね(^^)。私は愛知県出身なんですけど、小さい頃から箱根駅伝にすごく憧れを持っていました。中学から陸上部で走っていまして、大学も絶対に箱根駅伝の対象となるエリアに入ろうと思って、それで山梨大学に来たんです。残念ながら、当時の梨大の陸上部は人数が足りずに予選会に出場すらできませんでしたけど。今は梨大陸上部の顧問をしています。過去には学連選抜に選ばれた学生も育てましたし、走るのが速い学生がいると、嬉しいもんですね。

 

・私、初めてランナーにとっての楽しさを教わりました(といっても、実感する日は来ないと思いますが ^^;)。何事においても“楽しい”を語る人のお話は本当に楽しいものですね♪

次回は先生の研究の様子などをお伝えします!お楽しみに。

*~*~* 推進室からお知らせ *~*~*

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4月からの本稼働を目指して全力準備中。本HPも順次表記切り替えの予定です。

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