11.梨大工学部OG 早川美奈さん

2013-06-01

今月のCoの花さん 6月号(Part1)

 「今月のCoの花さん」は、出産・育児・介護といったライフイベントと研究活動を両立してきた諸先輩方や、研究者としてのロールモデルをご紹介するコーナーです。

 

今回は梨大のOGにして、TVのキャスターという早川美奈さんにインタビューを慣行!

 実は筆者、このコーナーが始まってからずぅぅぅぅっと早川さんにインタビューしたい!とチャンスを狙っておりました。なぜなら・・・

 

ここで少々、寄り道を。

大学の学科別の女子比率っていうデータがあります。

分野別に見ても、工学系が少ないのが一目瞭然。

さらにこの工学系の内訳がこちら。

機械工学、なんと最下位。

ちょっと衝撃的。

なぜなら筆者、その某大学機械工学科卒なのですもの。

そしてなんと、早川美奈さんも山梨大学工学部機械工学科の出身なのですよ!

 

ちなみに、今の梨大工学部の機械工学科はというと・・・

 H24年度入学の女子は5%! H25年度入学の女子は10%

全国平均より高いじゃないの♪ 梨大、素晴らしいワ!(^^)

(ちなみに工学部全体では、今年度の女子は12%!)

 

それにしてもどうして機械工学科が最下位なのかしら??

  鋳造の溶けた鉄を見るとドキドキしたり、

    旋盤の工作油のにおいにワクワクしたり、

      図面をCADで描くことにキュンキュンしたり・・・

するでしょ? するよねぇ?

これって別に男女に関係ないよねぇ?

この楽しさに気づいていない女子が多いだけなんじゃないの?

どうしたら、この楽しさに気づいてもらえるのかしら・・・

そうだ、ステキな先輩を紹介したら、学科・分野に関心を持ってもらえるのでは?

ということで、

機械工学科のステキな先輩、ご紹介します(^^)

 

◎早川美奈さんのご紹介

2011年を卒業後、NHK甲府放送局のキャスターを務める。ニュース『おはよう山梨』を担当。生活情報番組『かいなび』ニュース情報番組『まるごと山梨』では特にFCチーム「ヴァンフォーレ甲府」を担当するほかリポーターも務める。

 

 

●NHK甲府のハートプラザギャラリーにてインタビューをさせていただきました。

●こんにちは!初めて入ったのできょろきょろしてしまいました。

  こんにちは(^^) 新放送会館となってまだ1年ほどですからね。ちなみにこのソファ、ぶどうの形しているんですよ。

 

●ホントだ~。ではこの“梨大カラー”の方のブドウソファでお話を伺うことにしましょう。 さっそくですが、理系に進学した経緯を教えてください。

 子どもの頃から、憧れの職業は「アナウンサー」か「研究者」だったんです。それで、大学は理系分野の勉強をしようということでした

 

●一見「アナウンサー」と「研究者」ってあんまり関連性はなさそうですが。

 そうですね。アナウンサーというのは、本当に漠然と女の子が一度は憧れる、という感じでしかありませんでした。研究者というのは、父が工学系の研究者なので、その影響かもしれません。

 高校でSSH(スーパーサイエンスハイスクール)コースに所属していて、授業での“サイエンス”がとても楽しかったんです。筑波のJAXAや岐阜県のカミオカンデに行ったりもして、“サイエンス”ってやっぱり楽しい、そう純粋に感じていました。それらの学習や経験を通じて、医療機器関連の研究に興味を持つようになったんです。それで、梨大工学部の水口義久先生が医療機器系を専門にしていることを知り、機械工学科に入学しました。本当のこと言うと、数学や物理が大得意、というわけでなく、医療機器の研究、という一心で機械工学科に入ったんです。

●機械工学科の女子は何人でした?

  60人中3人でした。

 ●単純計算で5%!全国平均よりは多かったんですね。学科内はどんな雰囲気でしたか?

 男子はみなサバサバしていたというか、ヘンな特別視とかもなかったし、皆のおかげでごく自然に過ごしました。逆に、先生にも男子学生にも結構優しくしてもらっていたかな(笑)

 

●特に問題なく過ごせたんですね♪

 ・・・そういえば、ある授業で問題が3問あったときに「女子3人でちょうどいいから、はい、1問ずつやって」みたいなデメリットはありましたよ(笑)

 

●サークル活動などはしていましたか?

 アイスホッケー部のマネジャーをしていました。これがなかなか大変だったんですが、とても楽しかったです。

 アイスホッケーの練習をする場所が限られているため、リンクの予約をとれるのが早朝や深夜だったんです。梨大は強豪チームだったので、勝ったときの充実感といったら・・・。

●やはりサークルや部活などは学生生活に大切ですね。卒業研究はどんなテーマでしたか?

 入学のときから希望していた水口研究室に無事入れました。テーマは「骨粗鬆症の足部関節における三次元生体適応形状解析」という研究をしていました。

 

●職業選択の時期はどんなことを考えましたか?

  実は、大学院へ進学して研究者、という道も考えてはいたんですが、ものづくり実習で切ないというか、つらい思いをしたことがきっかけで、その道に不安を覚え始めたんです。

 

●職業選択の時期に“つらい思い”をしたとのこと。いったい何があったのでしょうか?!

次回は今のお仕事についてなど教えて頂きました。お楽しみに♪