29.生命環境学部 山下さやか助教

2014-03-01

今月のCoの花さん 3月号(Part1)

 「今月のCoの花さん」は、出産・育児・介護といったライフイベントと研究活動を両立してきた諸先輩方や、研究者としてのロールモデルをご紹介するコーナーです。

今回は、当支援室にとってもご協力いただいている山梨大学生命環境学部の助教、山下さやか先生です。

ホント~~に、いつもお世話になっております!!

◎山下さやか先生のご紹介

所属:大学院医学工学総合研究部 生命環境学域 生命環境学系(地域食物科学) 生命環境学部 地域食物科学科

専門分野:分子生物学 (1型糖尿病の分子生物学)

●先生は山梨大学(通称:ナシダイ)の出身なんですよね?

そうです。工学部の物質・生命工学科(現在の応用化学科)を卒業して、そのまま修士・博士課程修了もナシダイ、その後研究協力者として医学部付属病院の講座に半年在籍していました。その後2年間、スウェーデンでポスドク生活をして、生命環境学部の教員として戻ってきました。

●ほとんどずっとナシダイにいるってことになりますね・・・どうしてそんなにナシダイ好き?

ナシダイが好きだからずっといるわけじゃなく、、、あ、いやいや、好きですよ、ナシダイ(笑)ナシダイは好きなんですけど、でも今の仕事に就いたのはたまたまなんです。ポスドク任期切れのタイミングで、たまたまナシダイの新学部設立の教員募集があったんです。もう、ほんと、偶然です。

●研究者っていう職業だと、研究テーマを続けられるようなポストがないと就職が難しいと聞いていますが、先生はご自身の地元でそのポストが見つかった、ということになるんですか?

 運が良かったんですね(笑)。ただ、私は「自分の研究を続けられる」ことに固執し過ぎないことも幸いしていると思います。もちろん大きく外れることはしませんが、自分のテーマを変えることは恐れません。それぞれの職場においてやるべきことがあるわけですからね。大学時代の「胚性幹細胞(ES細胞)から膵臓ベータ細胞を作り出す」というものから発展して、1型糖尿病の原因の探索に研究内容がシフトして、今は地域食物科学科に着任したこともあり,主にポリフェノールなどの抗酸化食品成分と生活習慣病などの関連を研究しています。

 

●研究テーマが一見、変わっているようでも関連しているんですね。研究職の魅力って何だと思いますか?

 研究を続けていくのに必要なことってたくさんあるとは思いますが、その基本にあるのは常に学び続けることなんじゃないかと思っています。学生のころによくありがちな「やらされ勉強」は苦手だったんですけど、新しいことを吸収する、学ぶ、ということは大好きです。自分で必要に応じて学ぶことは楽しいしやめられないですね。

●研究職って、知的好奇心が旺盛な人に向いているのかもしれませんね。ところで先生が理系に目覚めたのはいつ頃からでしたか?

理系~という風に進みだしたのは中学生の時からだったでしょうか。でも昔から読書好きだったし、作文も得意な方だったので、文系に進むことも常に念頭に置いて考えていて。いつでも可能とあらば進路変更を!と思っていました。理系といっても、物理は苦手だし・・・

●「理系」と言っても全理系科目が得意ってわけではないですもんね~。

 そう!中学生や高校生が理系進学を考える際にはそこをわかっておいてもらえたらいいんじゃないでしょうか。ちなみに、理系の女子を応援する「Rikejo」も参考にしていただければ・・・。

http://www.rikejo.jp/rikejob/article/3884.html

たまにイベントに参加したり、中高生の悩み相談に応えたりしています。質問している学生のお役に立てるのもさることながら、私も良い刺激をもらえて、面白いんですよ。

●最近、特に細胞系研究で注目の”リケジョ”ですが、以前から理系女子を応援している山下先生なのです♪

次回は研究サポーター(通称キャリアアシスタント)制度についてのお話しです。お楽しみに