44.教育人間科学部生涯学習課程芸術運営コース、入ってみたら面白かった!(続)

2014-08-07

前回に引き続き、教育人間科学部の生涯学習課程芸術運営コースのYさんです。

いよいよ今回、芸術運営コースの実態が明らかに!(笑)

・芸術運営っていったいどんなことを学んでいるの?

博物館経営論」とか、「劇場運営論」とか、あとは「保存・修復法」なんていう授業もあって、面白いですよ♪ 芸術そのものももちろんなんですけど、芸術分野について広く教わって、博物館の学芸員とかにもなれるんですよ。

<Yさんのプライベートでの美術館巡り。気分は”ハリウッド女優気取り”な一枚(笑)>

・特に面白かった授業はどれ?

  博物館展示論」です!実際に博物館に行って、現状の展示コーナーをトレースした上で、“私だったらこうする”という改善案を考えたんです。ちなみに私は、山中湖にある「三島由紀夫文学館」を選択しました。三島ファンの私ならではのこだわりを踏まえて考えてみたものがこれです。三島作品は世界的にもファンが多いので館内の開設は多言語化したい、なんて書いてみたりして(照)。

 この文学館は富士山世界遺産登録の影響も受けて、山中湖という立地から今後もっと外国からも来館する人が増えるだろうし、かといってまったく三島に関する知識ゼロな人はめったに来ないのではないかと思ったんです。そんな風に考えると、三島好きな人のための展示は、時系列通りの順路にこだわる必要はないのではないか、なんてことを考えながら、その他色々とこだわって。面白そうでしょ?

<こちらが三島由紀夫文学館での一枚。

「エリート文壇の文学館なので、クールなクラシカルを取り入れつつも挿し色で個性を出したコーデで来館しました」>

・ウン!面白そう♪ それと「保存・修復法」はちょっと理系っぽい感じでもあるんだって?

 

 そうです。展示物などの調査をするのに、資料の物質そのものの知識はもちろん、それをどうやったら分析できるか、更にその分析のための装置の使い方まで教わります。

 例えばこれは教科書の一部なんですけど、「蛍光X線分析法」とか「赤外分析法」とかあって、物理っぽくもありますよね。あとは、保存のための登録目録の作り方・書き方を教わったりもしました。他にも、大学の赤レンガ館で展示会を開いたことを想定してその収支計算をしてみるなんて授業があったり、実際にオペラ公演をする劇場に行ってバックステージ見学をしたり、なんて授業もあるんですよ。

・いやぁちょっと、そんなに面白そうなことやっているんだ?!知らなかったなぁ(なんて言ったら関係各所から怒られそう ^^;)。

  これらの専門科目は、学年全員の11人(ちなみに女性7人、男性4人)で受けるんです。一般的な教科書とノートで講義を聴くような授業スタイルは少なくて、ワークやディスカッションが結構多いんです。特にディスカッションする場合は、自分の考えをしっかり持たなければいけないし、それを簡潔に的確に伝える力も必要なんです。つまりは芸術分野を学びながら、自己表現力を鍛えているわけです。

・芸術鑑賞に留まらず、分野全般のことを学ぶと同時に、自己表現力も鍛える・・・芸術運営コースって、なんか、すごい!今まで知らなくってゴメンナサイ(^^;) そんな大学生活ですが、今後についてはどう考えているの?

 今は本当に自分が成長している、というか、視野が広がっているというか、善も悪も良し悪しひっくるめてより多くの視点でそれらを捉えて考える、というこの感覚が楽しくて仕方ないんです。ですからまだしばらくは、自分の“質”をもっと高めていきたい、と思っています。なんていうのかな、いけるところまでいきたいというか。興味はまだ尽きることを知らないし、語学留学も絶対したいと思っているし、現時点までで得られた自分をこの先の自分に活かしてもっともっと高みを目指したい、と思っているんです。

・まだまだ未知の輝かしい未来が待っているんだね!なんて素敵!私までワクワクしてきちゃう♪

貴重な情報をたくさん、ありがとうございました!