24.チョンマルイェップンハングッユーハクセンイムニダ(とってもキュートな韓国からの留学生)(続)

2013-10-10

前回に引き続き、医学工学総合教育部医科学専攻 修士2年韓国人留学生のSさんにお話を伺います。
今回は就活の事や韓国と日本の違い、気になる韓国コスメの事もお聞きしました~(〃▽〃)。

Q:さて大学を卒業して山梨へ!なぜ梨大に?

 A:生物学の知識を活かして、医学分野で研究をしたかったんです。医学の研究って、今すぐに結果が出るっていう速攻性のあるものではないけれど、いつか自分の研究が役立つ時が来るかもしれない、貢献できる!っていう思いから選択しました。他の大学にも合格しましたが、山梨はのんびりしている雰囲気ですし、勉強に集中できるかなって^^ いざ来てみたら、今は車もないので移動がなかなか難しいですね。でも都心にも近いし、街がとてもきれいだし、良いところです。

Q:修士課程ではどんな研究をしているのですか?

A:アレルギーに関する研究です。時間遺伝子っていうのがあるんです
(ジカンイデンシ・・・( ・⊝・ )??ハテ)

例えば、ぜんそくとか花粉症などのアレルギーは、その症状の出やすい時間帯があるんです。つまり、アレルギーと体内時計には関係性があるんですね。その研究をしました。マウスを用いで実験をするんですが、人間にも個性があるのと同じで、マウスもすべてが一定とは言えませんからね。そういう意味で、一定の数値を出すというのには苦労しましたね。

Q:修士2年生だと、就職活動中ですか?

A:はい、実は先日、無事内定を頂いたんです(わぁ~良かったね。おめでとう!!)ありがとうございます。
でも、就活はとても大変でした。100社以上にエントリーしても、通ったのは約30社。留学生はなかなか採用してもらえないのかななんて思ったりもしました。
でも、最終面接は6社(いずれも有名一流企業!)。5社から内定を頂いて、1社は途中辞退しました。その内の一社、R製薬に決定しました。来年の春からは大阪での生活が始まります。(R製薬??すごい!!)


Q:就職活動で感じたことは?

A:私は、いわゆる就職ガイド的な参考書はまったく見ませんでした。他の学生はみんな見ているだろうから、内容が似通ってしまうんじゃないかと思って。自分は自分の色を出したいと思っていたので、そういうものには頼らず、自分のやり方でいきました。

面接では、製品についても勿論ちゃんと調べていったし、それについて自分の意見をきちんと言えるようにも気を付けました。自分の色、前面に出し切れたと思います。

Q:ところで、日本と韓国、男女の違いってある?

A:一番違うのは、「建前」や「お世辞」、「遠慮」「礼儀」についてでしょうか。

韓国では、特にお友達同士では、お世辞や遠慮ってないんですね。「太ったんじゃない?それやばいよ」って普通に言い合いますから(笑)他には、例えばお菓子の袋を開きますよね。日本人のお友達は「食べていいの?ありがとう!」って言いますが、韓国だったら普通に(無言で)食べ始めますよ(笑)日本人は、「ありがとう」や「ごめんね」をきちんという習慣があると思います。とても礼儀正しいですよね。

どれが良い悪いという事ではなく、文化や習慣で色んな所に違いが見えるんだなって感じます。

Q:でも、、、私、韓国人の友人が多いのですが、韓国男子の方が優しくないですか?(ちょっと脱線してもいい?)

A:うーん、、、勿論人ぞれぞれですから一概には言えませんけどね。日本のみなさんもとても優しいですよ。
(でも欠点があるとしたら??)そうですね、、、強いて言うならば、お家まで送ってくれないってことでしょうか^^

韓国では、ただのお友達や同僚の場合でも、夜にはお家まで送ってくれるんですね。送れなくてもタクシーに乗せてくれて、家についたかどうか確認の連絡をくれたり。そういう面では、日本の男性は、別々の方向だったら「じゃ、俺こっちだから。また明日!」って行ってしまう^^; ちょっと悲しいかな。でも逆に、男性は男性で、一緒に帰ったら気を遣わせてしまうと思って遠慮しているんですかね。

Q:雑誌でも常に話題に上がる韓国コスメ。最近流行っている韓流メイク教えて! 

A:最近は、ナチュラルメイクが流行りですね。アイメイクはバッチリなんですが、それでもナチュラルに見えるメイクが人気です。韓国のメイクの流行って流れが速いから、今度帰った時はまた違うメイクに移行しているかもしれませんね。

あと、最近話題なのが、セルライトを燃やしてくれるスプレー。セルライトが気になるところにスプレーして擦り込みだけでスリムになれる!っていうスプレーなんですよ(それサイコーじゃん!!o(・д・´*)9)韓国で人気の女優さんがCMしていてすごく話題になってるんです。日本から注文しようとしたんですが、残念ながら海外輸送はできず、、、(泣)

 

Q:今後したいことはありますか? 

A: 山梨で、国際交流をもっとしたいって思ってるんです。
実は、秋田にいた頃に、ボランティアで通訳をしたり、教室で韓国語を教えたりしていたんです。その人脈もあって、韓国のテレビ局が秋田県に取材に来た時の通訳も任されたりもしましたし、私は参加できなかったのですが、秋田の高校に、韓国語の出前授業をするグループもありました。山梨でも、そういうネットワークを広げられないかなぁって思ってます。
あとは、修士論文を頑張らなきゃです!ちゃんと卒業できるか心配^^;

Q:では最後に、日本の学生にアドバイスをお願いします! 

A:色んな事に関心を持ってほしいなという事です。自分の意見を持つという事は、とっても大事なことだと思うんです。韓国や他の国の学生って、例えば政治にもそれなりに関心を持っているし、この政策はこうだ、この政党はこうだっていう程度の意見は、みんな持っているんですね。それで留学生とも意見交換する事もよくあるし。

でも、日本の学生って、あまり関心がなかったり、特に意見を持っていなかったり、そんな学生が多いように感じます。グローバル化も進んでいますし、だからこそ、自国に関心を持つっていう事は大切だと思います。

今日は、インタビューをありがとうございました。(いえいえ!そんな!インタビューを受けてくださり、こちらこそありがとうございました!)

日本人であり、韓国人の友人が多いインタビュアーの私から見て、
韓国人の感性と日本人の感覚を合わせ持った、とっても素敵な女性という印象を受けた今回のインタビュー。「外国」を経験しているからか、とても視野が広く、且つ、外国でネイティブに混じって就活をやり遂げた強さを感じました。私自身、良い刺激をもらえたインタビューとなりました。
Sさん、どうもありがとうございました!大阪での社会人生活も是非頑張ってください!