48.社会人大学院生が「親子で楽しむアウトリーチコンサート」を企画中!(続)

2014-10-19

前回に引き続き、大学院教育学研究科修士課程教科教育専攻の、芸術文化コース2年の高木麻衣子さんと、同修士課程-教科教育専攻身体文化コース 2年の相良裕子さん。今回は大学院生としての様子や、開催目前のコンサートについてです!

 

◎高木麻衣子さんのご紹介

所属:山梨大学大学院教育学研究科修士課程教科教育専攻芸術文化コース2年

職歴等:現在、東京福祉大学非常勤講師、音大専門予備校東京ミューズアカデミー講師、及川音楽事務所所属、日本演奏連盟会員。

ブログ:「高木麻衣子の音楽life♪~

 

◎相良裕子さんのご紹介

所属:山梨大学大学院教育学研究科修士課程教科教育専攻身体文化コース2年

職歴:2001年~ 山梨放送アナウンサー、2006年よりフリーとなる

資格:サッカー4級審判、(財)日本体育協会公認スポーツリーダー、日本話しことば協会話しことば検定一級

ブログ:「裕々自適

 

・お二人が大学院に入った動機は前回伺いましたが、そもそもなぜ梨大に?

相) 私は、結婚して山梨に住んでいるので、単純に通いやすいということと、以前から今の研究室の小山先生と面識があり、大学院進学や研究したい内容などを相談することができたんです。そして、「そういう研究がやりたいなら梨大で十分に可能ですよ」とアドバイスいただいて。

 

・大学院生としての生活はどんな感じですか?研究室の学生達はきっと(というか、確実に)年下だと思うんですが。

相) そう!10歳も下という学生もいますよ。研究室は4年生が7人、修士1年が2人、修士2年が私を含め2人の計11人。そのうち女子は4人です。学生になって、今私が一番苦労していること(ホントは言いたくないんですけど(笑))、それはパソコンです。私が現役大学生だった頃って、パソコンが使えなくても問題なかったんですけど、今は必須アイテムじゃないですか。しかもテレビ局のアナウンサーってあまりパソコンを使う作業はしないんですよ。だからパワーポイントなんて今の研究室で初めて使ったんですよ、実は。周りの学生達が1時間で終わらせるPC作業も私は5時間もかかることもあって、年下の学生達にからかわれつつ、教えてもらったりすることもしばしば。大学院生活の半分はパソコン教室みたいになっていました(汗)

 

・すごぉくよくわかります!パソコンを使いこなせるかどうか、ちょうど微妙な世代なんですよねぇ (なんて同世代のふりしていますが、実は筆者はもっと年上^^;) 高木さんはどうして梨大に?

高) 私は都内在住なので、関東で通える大学院をいろいろと調べた結果、アウトリーチコンサートについての研究がしっかりできそうなのが山梨大学だったんです。山梨大学の音楽って、とてもレベル高いんですよ。基本は教育学部の大学院だけれども教育だけに特化せず、高い専門性を活かしながら教育を研究できる、と思ったんです。

 

・実際に入ってみて、梨大はその期待に応えられています?

高) はい!のびのびと研究させてもらっています。ピアノもたくさん弾かせてもらえるし、今回の修士論文のための演奏会についてもやってごらんと言ってくれる。梨大で正解だったと思っています。

 

・修士論文のための演奏会は、研究課題のアウトリーチコンサート(※アウトリーチコンサートとは、聴衆の立場や気持ちを配慮したコンサートのこと。前回号で説明しているのでぜひご覧ください!)の中でも親子が一緒に楽しめるコンサートを目指しているとのことですが、なぜ親子だったんですか?

高) 私自身も小さい子をもつ親なので、改めて思ったんです、親子が一緒に音楽を楽しめる場所って意外と少ないって。

 

・そうか!お子さんをお持ちのお二人なら「聴衆の気持ち」がわかりますもんね。

相) そうですね。例えば、なかなか落ち着かない子どもの様子(とその親の気持ち)とか、ひとたび“食いついた”ら夢中になる子どもの雰囲気(とその親の気持ち)とか、手に取る様にわかりますよ~

高) 具体的な演奏内容については、酒匂先生(私の指導教授)が行った講座がヒントになりました。山梨大学附属小学校の生徒たちに向けての講座を行ったことがあって、そこで先生とご一緒にピアノ演奏×ヴァイオリン×フルート×朗読のスタイルで「ピーターと狼」を演奏する機会があったんです。私、酒匂先生と連弾したんですよ♪演奏した私もとても楽しかったし、子ども達にもすごく楽しんでもらえたんです!それで、今度はピアノソロ×朗読×絵本の映像というスタイルでやってみたくなりました。

 

・そんなお二人が企画・出演するコンサート、きっとお客様にも楽しんでもらえると思います! それにしても、お二人とも子育てしながら仕事もして大学にも通って、という生活はやっぱりお忙しいですよね。どなたか協力者はいるんですか?

相) 主に、夫の両親ですね。本当~~~にありがたい限り!

高) 私も、じぃじ、ばぁばの協力がなければ絶対ムリだと思います。

 

・学校にお子さんも一緒に来ることってあるんですか?

相) ほとんどないですね。一度だけ、ちょっとした作業をしに学校に来たとき、大丈夫かな~と思って連れてきたことがあったけど、結局すごく時間がかってしまって以来、諦めました。学内に子どもだけでちょっとの時間でも過ごせるような場所とか公園みたいなところとかもないですしね。

高) 確かに。たまに学内でお子さんを連れている先生らしき方はお見かけしますけど、きっとご自身の研究室で過ごさせるんでしょうね。社会人枠とはいえ学生が子連れで登校したり、もちろん授業受けたりってことはムリだよね。

相) 欧米諸国だと子連れ登校も当たり前の国もあるって聞いたことはあるけど。このご時世、授業の間だけキャンパス内を勝手に走り回っておいで、っていうわけにもいかないからなぁ。

 

・そうですよね。ちなみに、甲府キャンパスには「子ども図書館」というのがあって、内部は安心して過ごせるようなお部屋になっていますが、学生ポランティアが対応してくれる都合から開館日が少ないのです・・・。でもそういったお子さんのためのスペースがあれば、社会人学生ももっと入学してきてくれるようになるかもしれませんね。例えば当支援室の交流スペースの一角をキッズコーナーのようにしておいたらどうでしょう?授業の間、支援室スタッフの目の届くようにしておくようにして・・・。

相) それいいですね!可能ですか?いつから??

 

・あ、いや、すぐにはムリです(スミマセン)。現実的には安全面で保護者が一緒でない場合はいろいろと問題があるかとは思いますので(スミマセン)。でも要望があるというのは大事!貴重なご意見です!ありがとうございます!

・・・今回ここには載せられませんでしたが、お二人には本当にたくさんの“プロ”の世界を教えて頂いたんですよ~(役得♪) 

いろんな世界があって、いろんな苦労もやりがいもあって、何よりも本当に頑張っているお二人は輝いていて、すんごくすんごくカッコイイ!そして、コンサートの本番がもうすぐ♪ 楽しい時間になりますように!応援しています!

< ♪ コンサート情報 ♪ >

このコンサートに関するお問合せ

  メール:musica-familiare@outlook.jp  電話:090-9859-7963(高木)